石井普雄(いしいかたお)先生のプロフィール

石井普雄先生は、大正7年7月29日佐賀県神崎町にお生まれになりました。

昭和13年台湾の明治製糖会社に勤務され、昭和15年、満州に渡り、満州開拓団員として国策の第一線で奮闘され、終戦により昭和21年6月、郷里佐賀に引き上げられました。

昭和22年2月大阪に転じ、会社勤務数回の転職を経て、最終職歴は、殖産住宅大阪支店勤務18年半勤務されました。

昭和50年2月1日深夜、突然心身ともに異変を感じ、発想のまま行動すると、即座に人の病気を治せるようになり、人助けに人生の最高の喜びを知り、昭和50年6月殖産住宅をやめられ、郷里佐賀の目達原で人身開発センターを開設されました。

昭和53年2月大阪に進出され、ESP診療センターを開設。昭和56年4月には東京に進出。ESP科学研究所と名を改め、病気は無論、事業、家庭、教育、省エネ、食品、薬品、機械、農業、酪農、漁業までも、人間の知恵では考えられない不可能を可能とする超能力を世界人類に即座に授け、一人一人が早く幸せを得られるよう講演、指導されました。講演会は北は北海道、南は沖縄まで全国各地で600回以上行われました。

TV出演12回、ラジオ出演8回、週刊誌掲載6回、月刊誌掲載6回、有名著名人との対談4回、ハイテクセミナー講演6回、アメリカのテレビ番組にも出演され、韓国、インドネシア、またハワイなど海外でも講演されました。

出版物としましては、昭和59年6月「最後の超念力第1弾」を出版、「最後の超念力第2弾」を昭和61年1月、「最後の超念力第3弾」を平成2年、武道館での記念講演にあわせて出版されました。その翌年「ひらめきの行動」を出版されております。

そして平成5年1月24日天寿を全うされ、永眠されました。

以上、ESP指導会のビデオより引用しました

※現在は、石井美津子所長が後を継がれ、平成17年には、ESP創設30周年を迎え、福岡で記念講演会が行われました。

石井先生の著書

石井先生の著書より、「発想即行動」、「難事は良い事」、「ま心」について

発想即行動

「ひらめきの行動」とは、あれこれ考えた末、結論を出して行動してはならない ということである。ESP流の「ひらめきの行動」は、起床からはじまる。目が覚めて煙草が吸いたいと思えば、これがひらめきだ。これは直感であって自分の考えではない。無我の時に発せられた宇宙の心の教えと言ってもよい。神の教えであり、導きと思えばよい。

だから、ひらめいたらすぐに煙草を吸えばよいのだ。次にコーヒーが飲みたいと思えば、飲むがよい。この順番を守って行動することなのだ。ひらめきは、想念や思考ではない。神の教えなのだから、その通り行動を繰り返すことで奇跡も偶然ではなくなり、不思議もない当然の成功となる。これは、思考による軽挙妄動ではないから、直ちに行動することだ。

ESPの発想即行動と一般の人の発想即行動の違い

人々は軽挙妄動は失敗のもと、行動は石橋でも叩いて渡る。何事も充分考えて行動しなければならない。と、小学生の頃から強く教育を受けている。又これが教育の基本になっているのである。発想は熟慮し、用心して物事は試さねば、苦労すると深く洗脳されているのである。

これでは行動に安定はなく、世間は小さく見え、注意深くなり、自分の事のみに執着するので、自己主張ばかりの対人関係になり、そのような環境からの発想だから即行動に移しても、標的が定まらず、積極さがないのである。これでは幸福は自分で作らねばならぬ、人間的行動で生存のすべての方法とする。難儀するのは当然である。

「発想即行動」これは人間的行動ではない。発想は自分の考えではなく、発想は意識して作ったものではない。次から次へと湧き出る思いが発想で、起床した時から、つれづれの思いのままに勇気をもって精一杯行動することである。

発想即行動には不安はない。勇気がある。思いのままの行動であるからだ。なぜ勇気が湧くのか、発想は神の導きであるからである。発想即行動は軽挙妄動ではない。思いつきのまま行動し、考えが変わればすぐそれに行動を変える。

起床時からその様にすれば、朝の十時頃を過ぎると、落ち着いた、自信に満ちた生活ができるのである。次々と湧き出る、考えの変化は神があなたを信じるための発想の転換である。これに身を委ねることが人事を尽くして天命を待つことである。

難事は良い事

講演会で「悪い事」は「良い事」と思いなさい、とはっきりと声を大にして念を押していた私である。悪い事になったと考え込むから、ますます落ち込み、果てはどうしてよいか判らくなる。これでは良くなるどころか名案も浮かばない。

これでは身体中の血の循環も悪くなり、病気も多発しかねない。もちろん事業も後退するのは必定である。なぜなら積極性の勇気がなくなるからである。

要するに願い事は逆にすること。逆転の発想で困難は突破できる。「難事は良い事」その根拠は心の動揺があってはならない。心の動揺があっては神の導きはない、ということである。「難事は良い事」に変わると言う事は、ESPの皆さんには難事はないと言う事である。だから安心できるのである。日々是好、楽しい人生である。ESPの中に最高の人生がある。

ま心

優しい心、思いやりの心は自分を飾ってはその心にはなれない。自分を捨ててこそ本当の優しさが現れ、人の心に同化することができるからで、そこに人生の喜びの極地がほのぼのと生まれ、毎日の生活が楽しくなる。ESP社会はま心と言うのは全くこれである。

また優しさはま心がなければ態度に現わすことはできなく、優しさを真似た話には人の顔に喜びはない。本当の優しさは真実の心がなければ相手に心からの信頼の喜びはない。だから私は優しさはま心です、と言うのである。あれこれと人生の幸福の所信を語る必要はない。

優しさはま心である。思っただけでも、世の中が楽しくなり、心底から生きる情熱で、日々の生活に元気と勇気が湧き出る。人間として他の人々に思いやり一筋がま心であり、そこから自ずと優しさがふつふつと人の喜びを誘うのだ。

石井先生の言葉(会場版)

ESP指導会のビデオよりまとめたものです。毎月のビデオ会の時にお配りしています。ご要望を頂きましたので掲載致します。出来次第2016年分まで追加します。(2017年1月7日)

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