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1987年2月号
「幸福の鍵は宇宙のパワーに」

昨年から今年へ、昨日から今日へ、たった1日の差であるのに、今日の新しい光はなんと輝かしくみえるのでありましょうか。

伸びんとする者は、まず縮めとか言いますが、凍てつく土を割って顔を出す福寿草の小さな芽の、小さな茎のそのすべてに新しい光を吸いこんでいます。

やがて、その中に、黄金色の光沢を持った清純な花が貌を出しはじめます。そして、早やESPも新しい活動を始めました。

さて、日本には古来から、年末から年始にかけて、沢山の宗教行事があり、神社仏閣の行事だけでも数百万もあると言われています。

だが、ゾロゾロと足を運ぶその行事の参加者には、一握りの信者を除いては、全く宗教とは無縁の行事参加者であると聞きます。

理由はいろいろあるでしょう。

葬式屋に成り下がった坊さんの利潤の追求、形式的な布教、宗教者の不勉強、等さまざまな理由があるとも言われています。

人間が孤独になったり、自分の無力を感じたり、自己の生命に不安を感じたり、重大事件にぶつかったり、端的に言えば「苦しい時の神だのみ」で宗教に走る場合が多いものです。

自分一人の選択に迷い、何かに選択を求めようとする。これが神であり、仏であったのであります。

宗教心を持つのは良いことであります。

しかし実際の証は、ある手ごたえを与えてくれます。

けれど無信心者が増え、ただ形式的に行事に参加しているのは、宗教では現実に人を救えなかった、という事があったのかもしれません。

しかし、この宇宙エネルギーの心こそ、人間が最終にたどりつく、幸福の鍵であることを、多くの人達が認めてきてくれています。この力には幸せの流れがあるのです。

私には2月、アメリカのテレビ出演の話が来ています。

じきに某ホテルで外国のディレクターと打ち合わせをはじめるのです。

宗教に頼っても出来なかった、宗教にすがっても得られなかった、現実の幸福の実証を、世の中の多くがみてくれているのです。

そして今までにも申しあげていますが、私を媒体として、みんなにこの力が授かるように、私が代わって助けているだけなのです。

私を名指して下さい。

「先生、お願いします」

たったそれだけの事であります。

思えばよい、念じればよいのです。

そしてますます大きくなった宇宙のエネルギーの心は必ず皆さんの心を捕らえてくれるのです。

そしてますます強くなった私の力で、皆さんを必ず助けます。

地球上の皆さん、幸福になろうではありませんか。


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