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1985年12月号
「ま心の原点にかえって明るく楽しく」

今年も1ヶ月を残すだけとなりました。師走は何かとせわしなく忙しいものですが、私はいつも先のこと、先のことを考え、昨日はすでに過去、忘却の彼方であると思っています。

今年も北海道から沖縄、そしてワシントン、ロサンゼルスとかけ廻りました。そして至る所でESP、この宇宙エネルギーによる幸せの灯を点じてきました。

特に5月1日から「ま心」新聞の発行、友の会発足、友の会研修センターの建設と、怒涛のようなパワーが全国に拡がっています。講演会はどこでも、いつも超満員、特に東京は会場難に悩み、本部の会議室を使い、350人ぐらいしか椅子の用意ができず、廊下にモニターテレビを据えつけてご覧になっていただくような状態で、ご迷惑をおかけしておりますが、できる限り近い時期に、事務所も会場も、足の便のいいところに移転すべく奔走しておりますので今しばらく、ご辛抱いただきたいと思います。

今年もいろいろなことがありました。来年は更にもっと、厳しいことがあるでしょう。しかし、もう前向きに進んでいくしかありません。

毎日毎日を明るく、楽しくすべての問題を前向きにやっていただきたい。考え考えやっているから疲れるのです。思ったことをやればいい。健康で、家庭が明るく、みんなが仲良くできたら、これ以上の幸せはないではないですか。ああだろう、こうだろうと考えるから迷いが生まれるのです。

各地の講演会で質問のときによく、「先生、いまのお話で可能なのでしょうか?」という人がありますが、可能でしょうかなどと考える前に、テープを聴いてやればいいのです。自分のことばかり考えないで人のためにつくしてあげることです。

今月の「ま心」新聞に、わざわざ対馬まで飛んで取材してもらいましたが、わずか1歳8ヶ月の坊やが、指導員であるご両親のもとにあって、今ではパワーを送ることができるまでになっています。素晴らしいことです。この坊やはお母さんと一緒にいつも福岡の講演会に出席し、私の話と実演をじっと聞き、見ているうちに自然にそうなったのです。

神は純粋であればあるほどその力を見せてくれます。

バイブルにも「嬰児のごとくならなければ、神の国に入ることはできない」とありますが、まさにその事実をこの坊や、国境の島、対馬のH君が実証しているのです。

K大学の学生が手紙をくれ「最後の超念力」この本こそ、現代のバイブルだ。と書いて寄越しましたが、純粋であればあるほど奇跡を生むのです。

テープでどれだけ多くの人びとの悩みを、苦しみを救っているか、シールがどれだけ多くの実証を見せてくれているか、毎月の「ま心」新聞で、各地の講演会で、その体験が語られています。

「ま心」この原点に帰って一日、一日を明るく、楽しく送っていただきたいのです。

心という字ほどバラバラでつながりのない字はありません。四画すべてがバラバラです、それほど、とりとめのない、変わりやすいのが心というものです。

心の上に「ま」をおいてください。私が10年前、天の啓示を受けたとき、右手が自然に虚空に書いたのが「ま心」の二字なのです。

ま心こそがESP科学研究所の原点です。よい新年を迎えるために頑張りましょう。


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