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1987年8月号「この力を応用しようとすれば、あなたはもう神と二人づれ」

真っ赤な太陽が沈んだ後、涼風に吹かれながら夏空を見上げると、天空の無辺に自分の身の小ささを感ずるのは、もののあわれを理解できる齢になったのでしょうか。

大宇宙の力の前では、人間の力の卑小さを意識しないわけにはいきません。

人間の考えだけであれば、思わぬことが起きてくるでしょう。

しかしもうそんな時代は去ったのです。

このパワーは、誰にでも授かるものだからです。

私は沢山の講演会場で毎回三時間近くの講演を休みなくしています。

けれど何を話すか一度だって考えたことはありません。しかし延々と話を続けられるのは、やはり私の力ではないからです。

その講演会では、水を飲んだこともありません。

シールを応用して、思った所に貼っておけば、喉も渇かず、声も嗄れません。

ホステスをしている女性からこんな便りも寄せられました。

言葉が訛りのせいかとてもキツイので、シールを喉の所に貼って応対したところ、言葉がまろやかになり、その後すごく指名があったというのです。

この力は私が想像していた以上に多くの人達に貢献しています。

人気の高い球団のA投手は、アキレス腱を切り、苦慮していました。

私は心を込めて10分ほどのパワーを送りました。

するとその後すぐに歩けるようになり、4、5日後には走れるようになったとお礼にみえました。

そして何と先日、完投勝利を飾ったということなのです。

それを聞いて私は自分が投げきったかのような喜びに包まれました。

そして<明と暗>の人生を感ぜずにいられません。

胆石のような簡単な手術で命を落とした人もいれば、完治しないといわれる難病が治った人もいる。

流行らない喫茶店で頑張っている人もいればパワーで大繁盛の店もある。

この埋めることの出来ない大きな差はなぜ生じるのでしょうか。

素直になればよいのです。

原点は心だからです。

それでこそ癌が水になったり、仕事が繁栄したりするのです。

この力は宇宙を、地球を、生物を造った力であるのです。

絶対に治るのだという認識を皆が持てるのです。

そしてこの力は皆が出来るのです。

出来ない人は一人もいないのです。

そしてその力を応用しようと思ったとき、あなたはもう神と二人づれなのです。

宇宙エネルギーの心と人の心の和で。


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