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1987年9月号「ESPの力で幸せの先取りを」

駆け足で秋へ、地球は間違いなく季節という変容を私達にもたらせてくれます。

けれど雨が降ったら降ったで、降らなければ降らないで、一喜一憂する人間の社会は、20世紀も末だというのに少しも変わっていません。

しかし人間の力では、もう想像も出来ないほどの変化がパワーという力で次々に起こっています。

最近は特にがんの患者が増えていると聞きます。

6月末報道された昨年の人口動態統計によると、がんによる死因は、過去最多だった一昨年を、さらに4千人上回り、今回初めて全都道府県で死因の第1位になったと知りました。

これだけ医学が発達したのに、どうしてこんなに増えたのでしょうか。

講演会や電話でもがんの悩みが切々と訴えられています。

けれどもこの力の前では、腰痛もがんも一緒なのです。

K球団のM投手の奥さんは、子宮がんと医者に言われ、築地のがんセンターに検査に行ったところ、やはり心配していた通りの結果が出たと、悲嘆にくれて私のもとにみえました。

そして「先生、毎日送ってほしいですけれどもお忙しいことですし、一回だけパワーを送って下さい」と依頼されました。

私は「夜、家から念力を電話で送りますから」と3,4回送念しました。

すると「先生、スッキリしました。けれどやはり心配なので病院に行ってみます」と、行ったところ、がんは消えていたのです。

今、K球団の選手のベンチにはワンダーシールが幾枚も貼られていると聞きました。

札幌講演会の折、最後の握手の際、「先生!助けて下さい。治して下さい」と女性が必死で訴えました。

パワーを送ると、その後乳ガンが消えていたという報せも入りました。

また以前から私の講演にいつもいらしていた女性の仲人をしましたが、先日、赤ちゃん誕生の連絡をもらいました。8月10日が予定日なのが私と同じ誕生日をと願っていたら、本当に、7月の私の誕生日と同じ日に生まれたというのです。

この前の友の会の電話施療日には、家出した娘さんがみつからず、困り果て電話をかけたが、電話が混雑していて、なかなかつながらない。何回もかけていたら、娘さんから連絡があったと、やっとつながった電話で礼を言われました。それこそ、まさしく思えば通じるのです。幸福はその気になれば与えられるのです。幸せを先取りして下さい。

いかなる不安をも振り捨ててすがって下さい。私という媒体を通して。


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