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1987年10月号
「事実を見せることに真の説明が」
涼味をふくんだ風にのって透き通った虫の音が部屋の窓から入ってきます。
耳を澄ますとその音には「生きているんだよ」という訴えが入っているような気がしてなりません。
そして人間は万物の霊長だとか自分で勝手に決めつけているのは、少々傲慢ではないのかとも思われてきます。
なぜなら人間の力で及びもつかない解決が、この宇宙の仕組みがもたらせてくれるからです。
前月の札幌講演会では、一人が六人もの病気を良くすることができました。
六人の症状を全く知らずに願った結果、心臓が軽くなった、目がハッキリした、足の痛みが取れた、と次々に六人から良い結果が出たのには、治した方も治された方もびっくりしていました。
私は先に事実を見せて後で説明しておりますが、しかし本当はこういうことは、口で説明するとか、絵に描くとか、できるものではありません。
テレパシーだの、超能力現象だのと本に書いてありますが、それは単に理由づけたにすぎないと思っています。
言わず語らずとも、ただ不可能を可能にする事実があればいいわけです。ですからテープを聞いて良いことが起こった時、どうしてこうなったか、等と考える必要はないのです。
がんが消え、肝臓や心臓病が良くなるこの事実を見ていると、腰痛や足痛などは病気の内に入らないとさえ思えてきます。
私にすれば何の不思議もない力なのです。
やはりそれは自分の力ではないからです。
しかもますます強くなってきているのです。
韓国の講演会は当初、200名を予定していたが、1800名も出席されたことは話しましたが、その講演会の後、政情が安定したと、報せを受けました。
ロスからはご主人の代理でパワーを依頼されましたが、すっかり良くなったとの報せを受けました。
本人が直接電話に出なくとも同じ効果が得られるのです。
パワーに国境はありませんが、この力は世界の類をみません。
ですからこそ目ざましい現代の科学に歯止めはできなくとも、その応用は十分にできるのです。
コンピューターにシールを貼って情緒破壊にならずに健やかな心がよみがえることができるのです。
あらゆる壁を越えて私と共に幸福を掌に入れましょう。