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1988年7月号
「理論よりまざまざと見せてくれる事実を」
たった1本の川が氷河期から数億年かけて大地を浸食して作り出した大渓谷。
その景観は地球の歴史そのものをみる思いであり、同時に普遍の偉大な宇宙のエネルギーの存在を一望する思いでもありました。
全長217マイルのグランドキャニオンでの体験だけではなく、今回のロサンゼルスの講演会ではこの力の素晴らしい流れをみることができました。
往きの飛行機ではスチュワーデスさんに声をかけられ、ツアーに便乗した黒人バス運転手さんからも「先生のことを存じています」といわれ、食事に入ったうどん屋では店員さんから声をかけられ、帰りの飛行機でも、またスチュワーデスさんから声をかけられる、といった具合に、もうこの力が世界に広まってきているという手ごたえを体験してきました。
また帰路につく前、20才位の美しい娘さんが身体の皮膚がざらざらして背中の骨がとびだし、悩んでいるというので、パワーをかけると、背中も皮膚もつるつるになったと喜ばれました。
翌日の空港では、すっかりきれいになったとみせてくれた喜びも忘れることのできないひとつとなりました。
ただ私が思っただけでそうなる。この力の奥底は考えられないほどになっているのです。
だから「どうしたらいいだろう」「こうしたらいいだろう」等と考える必要はないのです。
「他人はどうして良くなるのに、自分は良くならないのだろうか」「良くなる話ばっかりだけど、何で自分はそうならないのだろうか」そう考えて、落胆したり悲観したりすることも無用なのです。
何故なら呼べば答えるのが超念力だからなのです。その答え方の速度に個人差があるのは、それはまだその人の時期ではない、いわばそれほど悪くないということなのです。
ですから大切なことは必ず良くなることを信じることです。この力は決して見捨てたりはしません。受け入れ体勢だけできていればいいのであります。
この前名古屋の方が、コンピュータの5の数字が出ないということで、ワンダーシールを貼るように勧めたら、<数字が出ました>ということでした。
大変な思いをして大学に入り、その途端にほっとして学ばなくなれば、何の為の進学になるのでしょう。
ですからこそ私は申し上げたいのです。これから先は理論ではありません。事実が必要なのです。
何が必要で、何が真の幸福をもたらせてくれるのか、それを理解して行動に移した時、あなたにも本当の幸せがやってくるはずです。
信じて、私と共に大きな川の流れとなりましょう。